寂しくて夜も眠れない
なんかね、なんかね
今ね、俺
すごい寂しい。
ずっとさ、一人っ子だったし、一人暮らししてきたし、彼女も居なかったけど
今までさ、そんなの別に平気なんだって思ってたんだよ
実際何とも無かったはずなんだよ
だけどさ、だけど
ものすごく寂しいんだ。
涙が止まらないくらい・・・。
こんなに、弱かったっけ
ホントにわかんないんだよ、何で
何で泣いてるのか…
昨日今日と高校の友達が5人で彦根に来てくれて
ずっと遊んでたんさ
すごい楽しくて
楽しすぎるために悲しかった泣きそうなくらい
夜とかも雑魚寝して
朝まで起きてたりして
さ
心置きなく遊んだんだよ
そしたらなんかね
別れた後になって
寂しいんだよ
こんなに寂しいと思うことなんて
今までになかったのに
何で俺こんなところに居るのかな
わざわざ寂しいところにきて
何をするためにここにきてるのかなあ
やりたいことなんてないのに
努力も何もしてるわけじゃないし
いい結果残してるわけでもないし
友達もたくさんいるわけじゃないし
何か力がついたのかといえば家事くらいなもので
僕は寂しさを得る代わりに
一体何を代償にしてきたんだろう
こんなにも楽しいことを犠牲にして
残るは無意味な日々なのか
初めて知った
寂しさが辛い
3回生になる
教職につく友達はだんだんと忙しくなってくるし
それをこなそうと手帳見て夏休みねぇかも
なんて言ってる姿が少し羨ましかった
大きく見えたし、寂しくも思えた
そんでもってそんな頑張ってるところを応援したくなんだ
傍で
人を好きになるのは久しぶりで
純粋な気持ちを持つことは久しぶりで
いつか何かの拍子で封印されてしまったみたいな感情が
今さら生まれて
久しぶりすぎてゲームの操作忘れるみたいに
何したらいいか全然わかんねーの
どこかに説明書とかないのか
こいすることって寂しく思うことなんだと思うんだよ
こいするって
ああうん、違うのかなぁ
わかんないや
自分の右手が消えてなくなってたら
早く右手、戻らないかなって寂しく思うみたいに
こいするはさ
自分の体の一部がなくなってしまっているのに気がついて
そこを求めるような感じ
結局何が言いたいかっていうと
今までにない以上に寂しくて寂しくて寂しくて
ああ、寂しいってこういう感情だったんだって。
今までずっと笑ったことが無かった子が
初めて笑ってその幸せを感じるように
今まで考えてこなかっただけの寂しいという思いに
初めて気がついて
幸せだと思ったんだ
幸せだと思ったから泣いたのか
それなら
しょうがない
納得せざるを得ない
幸せなものが何もなかったら
泣く程失うもななんて最初からないわけで
失ってしまっては泣けると思えるような幸せを
発見したときに
ついつい泣いてしまうのは
仕方がないってことだったんだ。
思い出と称して
壁にたくさんの写真を貼りつけたんだ
それは懐かしく思うためでなくて
寂しさを埋めるためでもなく
寂しさの量を表すためのものだったんだね
じゃあこんなにも寂しかったんだ。
そんなばかなことを考えてしまう夜は
寂しさに疲れてすぐ寝てしまえそうだ
そして僕は、これからしっかりしないといけないんだと思った
何をやってるんだ
なんてもう言わせない
何がしたいんだっけ
なんて
PR
- 2010/04/04(日) 22:33:44|
- 雑記|
-
トラックバック(-) |
-
コメント:2